2005年09月15日

第15回 「アナキンvsオビ=ワン」

スターウォーズ運命の戦い。
師弟であり、兄弟であり、仲間であり、そして親友でもあった2人の戦いです。

★オビ=ワンの中のダークサイド



メイスを倒してからのアナキンは、はっきり言って、冷静さを失っており、
まさに自暴自棄、支離滅裂とも言える行動をとりまくっています。

おそらくストレスが限界を超えてしまい、自分を冷酷で残忍なダース・ベイダーだと
言い聞かせることでしか、自我を保てなかったのだと思います。




アナキンvsオビ=ワンの戦いについても、小説で補完することは特にありません。
(アクションシーンなので小説での描写は映画ほど長くないんです。)

ただ、一箇所、興味深い記述があります。

それがオビ=ワンの中にも、ダークサイド的一面が、あったという事実です。




以下、小説から抜粋します。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
(オビ=ワンは戦いながら)
ふいに思いがけない深い真実に胸を打たれた。

オビ=ワンはまだ彼(アナキン)を愛していた。

ヨーダはいつもはっきりとこう言っていた。
”そういう執着は離さねばならんぞ、ジェダイはな”

だが、オビ=ワンはこの言葉の意味を、これまで本当に
理解していたとは言えなかった。

ずっと否定してきたこの執着が彼の目をふさぎ、
親友が歩いている邪悪な道を見ることができなかったのだ。

こういう執着に対処する方法はひとつしかない。

彼はそれを放した。
                   (小説版より抜粋)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



最期の文に記された「それ」について具体的な記述はありませんが、
おそらく「アナキンに対しての執着を捨てた」という意味だと思います。
(本来なら原文を読みたいところだったのですが、さぼりました〜)

そして「執着」とはまさにダークサイド的要素。

つまりオビ=ワンは、戦いの最中でアナキンに対する執着を断ち切ることで、
真にライトサイドのジェダイとなり、アナキンを倒せたんだと思います。

 

そして、実はこの「執着」を、他のジェダイも持っていました。

これも、はっきり小説で書かれているのですが、
例えばメイスは共和国を愛し、共和国に執着していました。

また、ヨーダもジェダイの伝統に執着していたと言えます。

アナキンは言うにおよばずパドメに執着しまくってます。

だからこそ、ヨーダもメイスもオビワンも、そしてアナキンも真実を
見通すことができなかったのです。

まさにパドメがアナキンに言った「恋は盲目」という言葉は
ジェダイ全体にあてはまる言葉だったとも言えます。


ちなみに、余談ですがクワイ・ガン・ジンだけはジェダイの「執着」に気づき、
これを捨てようとしていました。



このためカウンシルとは反発していたのですが、後になってみれば
彼が正しかったことがわかります。

だからこそ、クワイ・ガン・ジンはアナキンを見出すことができ、
フォースと真に一体化する術も身につけられたのだと思います。


★オビ=ワンが重傷のアナキンを置いていったわけ



小説には2つ理由が書かれています。

@:パルパティーンがやってくるため、残ると危険だったから。
A:オビ=ワンがジェダイの道を選んだからです。

Aについては、小説でこう書かれています。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ひと思いに殺してやるほうが、むしろ情け深いかもしれない。
だが、彼は情けをかける気になれなかった。

〜〜中略〜〜

彼はまだジェダイだった。
無力な男を殺すことは、彼にはできない。

アナキンはフォースの意思にゆだねるとしよう。
                    (小説版より抜粋)
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



オビ=ワンはアナキンに情けをかけたわけではありませんでした。

それはそうでしょう。(前に述べた通り)オビ=ワンはアナキンへの執着を
戦いの最中に捨てたのですから!

ただ、これはアナキンに対する愛情を捨てたという意味ではありません。
アナキンに執着することなく、ジェダイの理念を元に行動しただけのことです。

愛しているけどシスのアナキンを救うことはできない…
かと言って無抵抗のアナキンを殺すこともジェダイとしてできない…

 

溶岩に焼かれていくアナキンとオビ=ワンが叫ぶ言葉。


「 I loved you.」


・・・やっぱりスターウォーズはいいなぁ〜。うん。


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posted by ふるやんSW at 13:23| スターウォーズEP3を補完する | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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